無理やり骨盤を立てない

2022年02月05日 12:25

前回「骨盤を立てる」

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引き続き今回は「無理やり骨盤を立てない」です。

「立てるのキツいよー」という方は、
長座の時は膝を曲げると骨盤が立ちやすくなります。

無理やり骨盤を立てないで、座位で骨盤が立つようになるまでは、「ブロックやブランケットをおしりの下に敷いてくださいね」という話を前回しました。

骨盤が立たない原因は、筋肉の硬さと骨盤の歪みが影響しています。

よくある骨盤が立たない理由の1つである骨盤後傾(骨盤が後ろに傾いている)の方は、ハムストリングス(もも裏)や内側の筋肉が硬くなっている傾向があります。

ハムストリングスは骨盤に続く筋肉なので、硬いまま長座をおこなうと凝り固まったハムストリングスに骨盤が引っ張られ後傾してしまいます。
骨盤が後傾すると、同様に背骨も引っ張られ、上体が後ろに倒れてしまいます。

上に記した仕組みを読むと、ハムストリングスが硬いまま無理やり骨盤を立てても「どうしたって立たない」ですよね。
「骨盤が立たない人は、無理して立てなくてもいいですよ。ブロックを使いましょう」という理由がわかっていただけたでしょうか?

さらに、頑張って無理やり骨盤を立てようとすると……
前ももやももの横、お尻のあたりに必要以上の力が入ってしまい逆効果。無駄に入った力で脚が太くなったり、お尻が大きくなってしまいます。

だから、自分が楽に骨盤を立てられるように補助具を使ったり、膝を曲げたりで調整して欲しいのです。


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