ペンギン歩き

2022年02月17日 15:38
カテゴリ: ピラティスヨガ

今シーズンは雪が多いですね。
チラチラと雪が舞っております。

東京が雪に見舞われると、ニュースで
「ペンギン歩きをしましょう!」と注意喚起しています。
そんな少ない雪で転ぶかな?と思いがちですが、実際に危険なのは凍った路面です。

雪が降った後に踏み固められたり、昼間に溶けた雪が夜になってアイスバーンになります。スタッドレスの車を運転していても雪よりアイスバーンの方が怖いですよね。

何も意識しないいつもの歩き方で歩くと、
(かかと→足裏の中央→つま先と体重移動する正しい歩き方)=(ローリング)
滑って前に転んでしまいます。また、かかとで着地する際に、しりもちをついたりも。
手で庇った結果、骨折することもあります。

昔、友達と長野にスキーに行って、車からスキー場につくまでに転けて骨折した友人がいました。可哀想に板を履くこともなく宿で待機することになりました。20年経った今でも友人間で語られ続けています(笑)

では、アイスバーンに対応した「ペンギン歩き」とは、どんな歩き方なのでしょうか?
大体ネーミングから、ペンギンのような歩き方だとイメージできますね。

歩幅を小さく、足首の動きの少ない歩き方です。ローリングせずに足の裏全体を路面に着地させ、そのまま足を持ち上げ次の一歩、そして接地面に足裏を垂直に下ろすの繰り返しですね。

三重県は車社会なので、駅周辺以外ではあまり歩いている人を見かけませんが、寒い日に歩く時は「ペンギン歩き」を頭に入れておくと、骨折して後悔することがなくなるかもしれません。

ただ、普段はペンギン歩きはしないでくださいね。歩幅広く歩きましょう。
無意識で歩幅が狭いペンギン歩きをしている人は、「認知機能が低下するリスクが高い」と言われているのです。

次回、歩幅と腸腰筋について書こうと思います。

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