力を抜いて良いポジションへ

2022年09月14日 12:52
カテゴリ: ピラティスヨガ

ヨガやピラティスをしていると、
「仙骨を立てて下さい」「坐骨の上に座って下さい」「骨盤を立てて下さい」と言われることが多いかと思います。同じ意味です。

初めましての生徒さんでも「身体が硬くて仙骨が立たないのです。」と先に言われたりもするので、気にしている方も多いのでしょう。

「骨盤(仙骨)立てましょう」という理由は、骨盤が垂直になる姿勢を意識すると、胸郭が広がって呼吸がしやすくなるという利点があるからです。

骨盤が良い位置にあると、骨盤とつながる背骨も良いポジションにいきやすく、機能しやすくなるということです。

座っている時であれば、腰痛や肩こり改善にもつながるし、骨盤は脚とも繋がっているので、骨盤のポジションが良ければ、股関節の柔軟性、脚の使い方も変わってきます。前屈しやすいですよね。

し・か・し  です。

"強引に力まかせに骨盤を立てる"のと"自然にその位置にいける"のとでは、結果が違ってきます。

無理に力をいれて“正しいと言われる位置"にもっていった場合(骨盤を立てる)、股関節前にぎゅっと力が入って股関節前がつまったり、前ももがぱんぱんに張ったりします。

前ももが張り脚が太くなる要因になったり、股関節の可動域が狭くなりがちです。
そうなったら本末転倒ですよね。
力を抜いた状態でできるかがポイント。


私のレッスンでは、キツい人は無理に立てず「ブロックやボールで高さを作りましょう」長座の時は「膝を曲げて骨盤を立てましょう」とお伝えしています。

身体の状態は人それぞれ。
無理せず補助具を使って"良いポジション"を作っていきましょう!


「骨盤を立てる」
https://www.comoving-bodywork.com/blog/53438/

「無理やり骨盤を立てない」
https://www.comoving-bodywork.com/blog/53671/

記事一覧を見る

powered by crayon(クレヨン)