インストラクター パーソナルトレーナー CHIHIRO
【経歴】
学生時代に重い装束を着て舞台に立つ80歳の能楽師の方を目の当たりにしました。体幹を使わないと正確にできない「すり足」が学生の誰一人できなかったことを今でも覚えています。それぐらい衝撃的でした。「体幹」という言葉が頭と身体で一致した体験でした。
大学卒業後、長時間のデスクワークと運動不足で腰痛に。仕事をして疲れては、マッサージや整体の繰り返しで、騙し騙し腰痛とつきあう日々を過ごしました。
妊娠中はマタニティビクスなど運動をしていたので、出産はスムーズでしたが、体重増加に身体が追いつかず、運動したことが裏目に出て足底筋膜炎になりました。そして出産後、子どもを抱っこした時にぎっくり腰と同時に座骨神経痛を発症し、先の長い子育てに不安を抱くことに。もう身体はボロボロでした。自分の身体を根本的に治そうと様々な療法を試しました。そもそもの身体の使い方が間違っていたので、そこを改善しなければ、繰り返すことにようやく気づきました。
「自分のからだは自分でしか変えられない」
能動的に色々なエクササイズや療法に取り組み、その中で効果を感じたのがピラティスでした。
体幹を使うことで身体が軽くなり、日常動作の質の向上のみならず、痛みや体調不良からの回復を早めてくれることを身をもって感じています。
2017年ピラティスの国際ライセンスを取得し、解剖学や筋膜について学ぶほど、身体の使い方一つで身体がこんなにも楽になるのだということを実感しています。
また、お客様や自身の出産経験、アラフィフになり更年期や介護と向き合うことで、女性特有のトラブルも運動によって予防や改善ができることを感じています。